漠然といつかは家を建てたいと思っていて、

子供が大きくなってきたタイミングで家づくりを考え始めました。

 

住宅展示場で様々な住まいを見学する中で気密性の高い住宅ではなく、

自分が育った環境に近い自然素材の家で窓を開けて、

解放感のある自然体の暮らしがしたいと考えるようになりました。

 

工務店に範囲を広げ、プレストさんのモデルハウスや見学会に参加し、

自分たちが求める暮らしに近いと感じ、プレストさんにお願いしました。

 

窓を開けて暮らすためには周囲のロケーションも大切で、土地探しもこだわりました。

土地の取得から田んぼを造成し、建物が建つまでに約3年の月日を要しました。

けれどその間ゆっくりと打ち合わせをすることができたのも自分たちに合っていて良かったです。

仕事というより趣味のような社長さんとの打ち合わせは、終始楽しく、おしゃべりをしに行くような感覚でした。

 

建築中は何度も現場へ足を運びました。

だんだんと大工さんとも話をする機会が増え、アドバイスをしてくださったり、

子供が大工さんの近くで作業を見ていても嫌な顔もせず、

また端材が極力出ないように上手く部材を使っていたのも印象的でした。

 

以前の住宅ではよく出かけていましたが、

現在は家にいる時間が増え、テレビをつけることが少なくなり、窓を開けて過ごしたり、外にいることも多くなりました。

子供は庭で駆けまわり、生き物を捕まえ、夫は薪を割り、夫婦で庭の畑で野菜作り。

家づくりを始めたときから望んでいた自然豊かな暮らしをしています。

 

 

遊びに来た友人たちは旅館みたいと言い、なかなか帰らないくらい居心地が良いようです。

3回建てないと満足できないとよく言われますが、

1回で満足できるくらい「いい家だな」と事あるごとに夫婦で話しています。